標 的 は 血 管
上腕動脈も中心動脈も
重要な血管リスク管理に!
選ばれる3つの理由 Reasons to be chosen
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座位測定
座位のままで血管硬化度が測れるオンリーワン装置
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血管リスク
上腕動脈だけでなく中心動脈の血管リスクも測定
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確かな技術
産業技術総合研究所・理化学研究所との共同研究から誕生
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01
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上腕動脈の硬さを反映する
・吹田スコア
・運動習慣
・妊娠高血圧
・睡眠時無呼吸症候群 -
全身の血行動態を反映する
・深部静脈血栓症
・脳卒中
・心筋梗塞
・心不全
・サルコペニア
・認知機能
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02
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動脈硬化が進むと
1.柔らかい血管
2.血管内皮にコレステロールが付着し血管の硬化が始まる
3.血管の硬化が進み血液の通り道が塞がれます -
やがて発生する危険な症状
こうした状態になると命に関わる事態になります。命が助かっても身体のマヒや認知症と行った重い障害が残る場合があります。日頃から予防に努めましょう。
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03
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血管を若く健康に保つには
高血圧症、高脂血症、糖尿病、肥満、喫煙などは動脈硬化を促進します。日頃から次のような生活を心がけましょう。
・血圧のコントロール
・適度な運動(特に有酸素運動)
・バランスの取れた食生活(塩分、低脂肪、野菜をとって腹八分目)
・しっかり禁煙/ゆったり睡眠
・ストレスを避けて楽しい毎日を過ごす監修:日本AS学会会長
杏林大学医学部総合医療学教授 林 潤一 先生
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測定と結果 Measurement Result
測定原理
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API
API (Arterial Pressure volume Index) の原理カフの減圧によって、柔らかい血管は動脈容積が急激に変化するのに対し、硬い血管は動脈容積が緩やかに変化します(下図)。この曲線の傾き度合いを指標化します。カフ圧の圧力データからカフ圧・動脈容積の関係を求め逆正接関数A・tan-1(BX+C)+Dで近似します。API=1/Bと定義しました。
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AVI
AVI (Arterial Velocity pulse Index) の原理AVIは、最高血圧以上の高いカフ圧における脈波の特徴を指標化しました。下図の上側波形はカフ圧脈波で、下側はその微分波形(速度波形)です。カフ圧脈波は、加齢・動脈壁硬化による反射波成分の増加により、収縮期後期波形が増大し、その後の立ち下がりが急峻なカーフとなります。この脈波形状の変化を捉えるために、微分波形のピーク振幅比(Vr/Vf)を指標化しました。
AVI =(Vr/Vf)x 20 カフ圧上腕動脈容積(mm3/mm)
生活習慣の指標として
API・AVIの応用研究も進んでいます
生活習慣の指標として
API・AVIの応用研究も
進んでいます
- AVIはエコノミークラス症候群のマーカーになる可能性がある。新潟大学
- APIは心血管疾患群で10年発症リスク(吹田スコア)と関連した。横浜市立大学
- 2型糖尿病でSGLT2はAVI,APIを有意に低下させた。埼玉医科大学
- AVIは筋力低下(サルコペニア)のマーカーになる可能性がある。久留米大学
- APIはフレイルと関連する可能性が示唆された。順天堂大学
- 簡便に測定でき、認知機能と関連がある。東京大学
- 妊娠高血圧の発症予測に利用できる可能性がある。熊本大学
- 筋交感神経活動はPWVよりもAVIと良好に関連した。金沢大学
- 1か月間の有酸素運動は血圧とAVIを有意に低下させた。杏林大学
- ミカン混合醗酵茶(ヘスペリジン)の飲用はAVIを低下させた。長崎県立大学
画面とレポート Display&Report
血管指標の結果の見方
あなたの血管指標の測定結果は◯印で表示されます。上下の点線の範囲内であれば平均値です。
測定時の血圧や緊張状態でも変化します。結果が高めの時は生活習慣を改造するように心がけましょう。
製品仕様 Specification
測定原理 | オシロメトリック法 | 寸 法 | 203(W)×277(D)×280(H)mm |
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圧力測定範囲 | 0-280mmHg | 電 源 | AC100-240V 50/60Hz |
脈波測定範囲 | 30-199bpm | 質 量 | 約3.0㎏ |
圧力検出 | 拡散型半導体圧力センサー | 加圧方式 | 圧力ポンプインテリジェント自動加圧方式 |
認証番号 | 303AHBZI00009000 | 管理医療機器 | 特定保守管理医療機器 |
本体(AVE-2000Plus)
導入プラン
Introduction Plan
本体のみ購入して頂き、お客様のPCやタブレットにインストールしてご活用出来ます。
お客様の声 Voice
Comming Soon
よくある質問 Question
測定全般
- 普通の血圧計より測定時間が長いのはなぜですか?
- 血管の特性を精密に測定するために、通常の血圧計の数十倍の精度でデータを収集する必があり、通常の血圧計よりもやや遅い減圧速度で測定しています。
- ID登録無しで、測定できませんか?
- ゲストモードにて測定、印刷共に可能です。但し実年齢入力が無いので、グラフに点(測定値)は表示されません。また、血管年齢表示についても異なる場合があります。
- 健康フェアやイベントで不特定の人たちを測ります。ID登録が面倒です。
- データ保存の必要がなければ、IDを一つだけ登録し、測定のたびに年齢と性別だけを修正する方法であれば、準備は10秒程度で済みます。また、レポート印刷も問題無く出力可能です。
血管指標について
- APIとAVIの違いについて教えてください。
- APIはカフ圧の変化に対する上腕動脈の血管容積変化から血管の硬さを評価する指標です。測定部位(上腕動脈)の血管の硬さを表すとされています。一方,AVIは脈波の中に現れる反射波成分に注目した指標であり、全身的な循環動態を示す可能性があるとされる指標です。
- 上腕一箇所で測定するのに中心動脈の特性が分かる(理研ニュース)のはなぜですか?
- 心臓から拍出される圧力の波(血圧)は全身へ伝わっていきます。一方で心後負荷である動脈の硬さや、末梢抵抗が変化すると反射波の位相や振幅が変化します。従って上腕で得られる脈波を解析することによって、中心動脈を含む全身的な血行動態を評価できる可能性があります。パセーサは単に上腕の脈波を従来の方法(最低血圧以下のカフ圧による脈波)で評価するのではなく、従来は無視されていた最高血圧付近カフ圧における脈波を解析しています。この条件下では中心動脈の特性が、微分脈波の指標であるAVIに反映されることを、理化学研究所がスパコン「京」用に開発した循環器系シミュレーションソフトウェアによって検証しています。
- 日内変動はどれくらいですか?
- 客観的なデータは未だ報告がありません。経験的には10~20%程度ですが、APIは測定時の血圧と相関が高く、血圧の変化に呼応して変化します。AVIは測定時の血圧とは相関が低いものの、被験者によっては日内変動が大きくなる場合があります。いずれにしても変動の大きさやメカニズムは今後の検討が必要です。
- 測るたびに値が変わります。(測定ばらつきはどれくらいですか?)
- 測定値は血管の機能的な変動により、比較的短時間の間にも変動しています。なお、本機の測定再現性(CV値)は7~10%程度で、他の動脈硬化検査(PWV、IMT、FMD)などと比べても同等程度です。
- 血管指標は血圧に影響されませんか?
- APIは測定時の血圧と比較的高い相関がありますが、AVIは測定時血圧との相関は低いです。両指標に差異はありますが、いずれの指標も、PWVのように原理的に影響を受けるという指標ではありません。
PASESAがME-BYO BRANDに
認定されました
ME-BYO BRANDとは
優れた未病関連の商品やサービスを、神奈川県が「ME-BYO BRAND」として認定する制度です。(平成27年5月からスタート)
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